美容皮膚科

肌にシワが刻まれると、実年齢よりも老けた印象を与えてしまうため、予防を兼ねた早めの治療がおすすめです。私たちの皮膚は「表皮・真皮・皮下組織」の3層に分かれ、それぞれの層に異なる役割があります。シワは、加齢や紫外線によるダメージ、乾燥、肌のたるみ、コラーゲンやエラスチンの減少など、さまざまな要因で生じます。シワの深さやできる部位、原因に応じて、一人ひとりに合った治療をご提案いたします。

シワ

日々のスキンケアやメイクだけでは隠しきれないシミにお悩みの方へ。
透明感のある素肌を目指すには、お肌の状態に合わせた適切なアプローチが欠かせません。実は、シミと言っても種類はさまざまで、原因によって適した治療法が異なります。
当院では、医療用レーザーをはじめ、内服・外用治療、医療機関専売スキンケア製品などを組み合わせ、一人ひとりに合った方法で改善を目指します。またシミの改善には回数と期間が必要です。

シミ

肌トラブルの中でも、特にお悩みが多いのが繰り返すニキビやニキビ痕です。
思春期のニキビだけでなく、大人ニキビや、ホルモンバランスの乱れ・PMSによる肌荒れ、さらには治った後に痕が残ってしまったケースなど、悩みの内容はさまざまです。何をしても改善しなかったという方や、体質からニキビができにくい肌へ整えたい方には、美容皮膚科での治療をおすすめします。当院では、レーザー治療・ピーリング・イソトレチノイン・美容内服・美容点滴・医療機関専売のスキンケアなど、お一人おひとりの肌状態に合わせて、無理のない治療をご提案しております。

ニキビ・ニキビ痕

毛穴の開きや詰まり、黒ずみは、美肌づくりを目指す中で多くの方が気にされるポイントのひとつです。乾燥や皮脂の過剰分泌、紫外線の影響、生活習慣や年齢の変化、ストレス、そして日々のスキンケア方法など、毛穴が目立つ原因はさまざまです。
毎日のケアを見直すことに加え、肌の状態に合わせた専門的な治療を取り入れることで、毛穴悩みの改善が期待できます。

毛穴の開き

赤ら顔は顔に赤みが生じる肌状態の総称で、原因はさまざまです。
不適切なスキンケアや長年のステロイド剤外用の使用や乾燥、かぶれや何らかの原因（摩擦、紫外線、炎症物質への暴露など）による慢性の炎症、ホルモンバランスの異常などがあります。酒さ（しゅさ）は赤ら顔とも言われ、鼻〜頬を中心に生じる慢性的な赤みやほてり、毛細血管の拡張、ニキビのようなブツブツが現れる皮膚の慢性炎症性疾患です。
特に30－50歳代に発症しやすく女性に多い傾向がありますが、重症例は男性に多いとされています。酒さの症状として、顔の毛細血管拡張、ほてり、ひりつき感が長く続きます。原因ははっきりとは解明されていませんが、紫外線、寒暖差、香辛料、飲酒、ストレス、化粧品などの生活環境要因で悪化します。

赤ら顔

多汗症とは、汗が必要以上に分泌されることで、日常生活に支障をきたす状態です。
特に、脇・手のひら・足の裏など、特定の部位に多くの汗をかく「局所多汗症」は、見た目やニオイの原因だけでなく、仕事や対人関係にも影響を与えることがあります。多汗症には、甲状腺の異常・ホルモンバランスの乱れ・自律神経の不調など、内科的な要因が関係している場合もあります。当院では内科診療にも対応しており、必要に応じて採血やホルモン検査を行い、根本的な原因の評価・治療を行うことが可能です。検査に異常が見られなかった場合や、症状を一時的に抑えたい方には、ボトックスによる発汗抑制治療（自由診療）をご案内しています。発汗の原因となる神経伝達を一時的にブロックし、過剰な発汗を抑えることで過剰な発汗を抑えることができる治療法です。効果は約4〜6か月持続し、繰り返しの施術も可能です。

ワキ汗・ワキの匂い・多汗症