低用量ピルの効果と副作用
効果

- 規則的な月経周期に改善
- 出血期間の短縮、経血量の減少
- 月経痛の軽減など月経困難症の改善
- 女性ホルモンの変化が低減することによる月経前症候群の軽減
- 男性ホルモンの低減によるニキビ、多毛症の改善
- 乳腺症や良性乳房腫瘍など乳房の良性疾患の発症を抑制
- 子宮内膜症の軽減、卵巣嚢胞の発症リスク低減
- 子宮体がん、卵巣がん等の発症リスク低減効果
- 高い避妊効果、子宮外妊娠リスクの軽減
副作用
低用量ピル(経口避妊薬/OC)の服用を始める事によって今までのご自身のホルモンバランスに変化が起こります。
そのため以下のような副作用が現れる場合があります。多くの場合1~2ヶ月ほど服用を続けることによってホルモンバランスが整い、症状の多くは次第に落ち着いていきます。ただし症状が強い場合やなかなか慣れていかないケースもありますので遠慮無く医師にご相談ください。
- 軽い吐き気
- 眠気
- 下腹部痛・不正出血
- だるさ
- 頭痛
- 胸の張り
- むくみ
など
注意点
低用量ピルのリスクとして血栓症を発症することがあります。
低用量ピルを服用していない女性が血栓症を発症する割合は年間1万人に1~5人(0.01%〜0.05%)であるのに対し、低用量ピルを服用している女性では3~9人(0.03%〜0.09%)とわずかながらリスクが高くなります。そのため、50歳以上または閉経している方、喫煙習慣のある方、血栓症の既往のある方・家族歴のある方、コントロール不良の高血圧や糖尿病がある方、妊娠中や授乳中の方には処方することができません。
また、低用量ピルの継続服用中には定期的な検査をお願いしております。
服用中に以下のような症状が現れた場合には、いったん服用を中止し、すぐに当院までご相談ください。
- 片側の手足がむくむ、痺れる
- 下肢の血管に沿って押すと痛む
- 吐き気を伴う頭痛がある
- 目の前がぐるぐる回るようなめまい、ふらつきがある
- 視界がかすむ
- 締め付けられるような胸痛がある
- ちょっとしたことで息が切れる
- 長い距離を歩けない、身体を動かしにくい
- 血圧の急激な上昇、重症化した場合の急激な低下する
など
低用量ピルのオンライン処方に
対応しております!
当院では、低用量ピルのオンライン処方に対応しており、ご自宅からスマートフォンやパソコンで簡単に診察・処方が可能です。「忙しくて通院が難しい」「毎月のピル処方をもっと手軽にしたい」といった方にも安心してご利用いただけます。初めてピルを使用される方にも、医師が丁寧にカウンセリングを行い、体調やご希望に合わせたお薬をご提案いたします。プライバシーにも配慮した配送体制を整えており、ご自宅に直接お届けすることができます。外出の手間なく、継続的な服用をサポートいたしますので、ぜひご活用ください。
アフターピルとは
効果
アフターピルは妊娠を望んでいないにもかかわらず、避妊に不安のある性交があった場合に、妊娠を防ぐために用いられる「緊急避妊薬」です。アフターピルは性交から72時間以内に正しく服用することで高い避妊効果が期待できます。
当院では下記を取り扱っております。
- ノルレボ
- レボノルゲストレル(ノルレボのジェネリック)
アフターピルの副作用
- 頭痛
- 吐き気
- けん怠感
- 腹痛
- 生理痛
- めまい
など
アフターピルの注意点
- 性交渉後24時間以内に服用することで、80%~95%の避妊効果が期待できます。アフターピルを服用するタイミングが遅くなれば遅くなるほど、避妊効果は下がっていくため、可能な限り速やかに来院してください。
- 服用後2時間以内に嘔吐した場合は、避妊効果が期待できないため追加でもう1錠の服用が必要です。
- アフターピルを服用後、早くて3〜4日後、遅くとも3週間後に、生理に似た「消退出血」が生じます。月経予定日まで出血がない場合や予定通りの月経が来ても、その出血が妊娠初期の不正出血である可能性は否定できません。次の生理予定日よりも出血が1週間以上遅れるようでしたら、産婦人科を受診してください。
- 次の生理が来るまでは、避妊することが必要です。
- 効果を減弱させるサプリメントやお薬を飲んでいる方やBMI30以上の方は避妊効果が弱くなります。
- アフターピルは中絶薬とは異なります。すでに妊娠が成立している場合は避妊の効果はありません。
アフターピルの即日処方に
対応しております!
当院では、緊急避妊薬(アフターピル)の即日処方に対応しております。
「避妊に失敗してしまった」「コンドームが破れてしまった」「休日で病院が開いていない」など、急なトラブルに不安を感じている方も、どうぞご安心ください。
当院は、平日(※休診日除く)はもちろん、土曜・祝日も19時30分まで、日曜も14時30分まで診療を行っており、日中にお仕事や学業でお時間が取れない方にも、柔軟に対応できる体制を整えています。
当院では、24時間対応のWEB予約システムを導入しており、当日・緊急のご予約も簡単に行えます。ご来院時は、保険証や身分証の提示は不要で、検査なし・匿名での受診も可能です。
「誰にも知られず、すぐに対応してほしい」という方でも、安心してご利用いただけます。
アフターピルと
低用量ピルの料金
アフターピル
ノルレボ | 18,000円 (税込) |
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レボノルゲストレル | 15,000円 (税込) |
アフターピルは嘔吐した場合などに備え、1回の診察で複数個の購入も可能です。ご不明な点やご不安な点がございましたら、お気軽に医師にご相談ください。
低用量ピル
初診料 | 3,300円 (税込) |
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再診料 | 1,650円 (税込) |
ファボワール 28日分 | 2,980円 (税込) |
トリキュラー錠 28日分 | 2,980円 (税込) |
更年期障害
女性の更年期障害は、閉経前後のホルモンバランスの乱れによって引き起こされる様々な不調を指します。一般的には40代後半から50代にかけて多くみられ、エストロゲン(女性ホルモン)の急激な減少が主な原因です。
代表的な症状には、ほてり・発汗・動悸・不眠・イライラ・気分の落ち込み・肩こり・頭痛などがあり、身体的な不快感と心理的ストレスが重なって日常生活に支障をきたすこともあります。症状の出方や程度は個人差が大きく、「なんとなく体調が優れない」といった漠然とした不調が続くケースも少なくありません。
更年期障害の治療は、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬、生活習慣の改善などが中心です。必要に応じて心療内科的アプローチも取り入れることで、症状の緩和が期待できます。
年齢による自然な変化だからと我慢せず、早めに専門医へ相談することが重要です。更年期は決して“病気”ではなく、人生の新しいステージへの移行期です。正しい知識と適切なケアで、心と体を健やかに保ちましょう。
更年期に起こりやすい症状
更年期には以下のような多様な症状が現れます。主に以下の3つに分類できます。
自律神経系の症状
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のぼせやホットフラッシュ
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動悸、息切れ
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異常発汗、冷え
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睡眠障害
など
精神的な症状
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イライラしやすい
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気分の落ち込み、不安感
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感情の起伏が激しい
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集中力の低下、不眠
など
身体的な不調
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肩こり、関節痛、筋肉痛
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頻尿や排尿困難
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頭痛、腰痛、食欲不振
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肌や外陰部の違和感
など
更年期障害が招くリスク疾患
更年期を迎えると、女性ホルモンの分泌が減少し、以下のような疾患リスクが高まります。
-
動脈硬化や高血圧
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脂質異常症(高コレステロール)
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骨粗しょう症
-
糖尿病
など
これらの疾患は自覚症状が乏しい場合もあるため、定期的な健康診断が重要です。
更年期障害の治療法
症状の程度や体質に応じて、以下の治療法から最適な方法が選択されます。
1. ホルモン補充療法(HRT)
不足した女性ホルモンを補う治療で、更年期の代表的な療法です。内服・貼付・塗布などの方法があり、個人の体質やライフスタイルに合わせて選択されます。
2. メルスモン注射
(条件により保険適応もあり)
メルスモン注射は、更年期障害による不調に対して保険適用で受けられる治療法の一つです。ヒト胎盤由来の有効成分が自律神経を整え、ホルモンバランスの改善が期待できます。副作用が少なく、長年の実績があることから、初めて更年期治療を検討する方にも安心。週1〜2回の定期的な投与が効果的です。自然な回復力を高めたい方におすすめの療法です。
3. 漢方薬
自然由来の成分を用いた療法で、身体全体のバランスを整えながら緩やかに症状を改善します。
4. 低用量ピル
閉経前の女性で月経がある場合に、ホルモンバランスを整える目的で使用されます。
5. 向精神薬
精神的な症状が強い方には、必要に応じて抗うつ薬や抗不安薬などを処方し、生活の質の向上を目指します。
メルスホルモン注射とは
メルスホルモン注射は、1956年に国内で医薬品として承認された治療法で、人の胎盤から抽出された有効成分を用いたプラセンタ製剤です。胎盤にはアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、体の再生力やホルモンバランスを整える働きが期待されます。古来より、美容と健康維持のために重宝されてきた胎盤エキスは、現代医療でも更年期の不調改善などに活用されています。
効果と適応
保険適応
更年期障害に伴うのぼせ・冷え・不眠・倦怠感・頭痛・関節痛・イライラなどの症状緩和に用いられます。ホルモン補充療法が難しい方にも使用可能です。産後の乳汁分泌不全にも処方されることがあります。
自費診療
美白・美肌、しわやたるみの改善、育毛促進、エイジングケアなど、美容面での効果が期待されます。ニキビやアトピー性皮膚炎への補助的使用もあります(保険適応外)。
料金のご案内
区分 | 費用(税込) |
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保険適応(初回) | 990円 |
保険適応(2回目以降) | 1アンプル 500円 |
自費(初回) | 1,000円 |
自費(2回目以降) | 1アンプル 1,000円 / 2アンプル 2,000円 |
投与方法
メルスホルモンは上腕部などに皮下へ1〜2アンプルを注射します。週2〜3回を目安に継続的に行うことで効果を実感しやすくなります。薬剤の刺激は少なく、一般的な注射に比べて痛みは少ないとされています(個人差あり)。
注意事項
メルスホルモン注射を受けた方は、以後、日本赤十字社による献血ができなくなります。これは理論上、クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の感染リスクを完全には否定できないためですが、これまでに感染例の報告はありません。輸血の受け入れに関しては制限はありません。