腎性貧血
2025.08.26
腎性貧血とは?
腎性貧血とは、腎臓の機能低下により「エリスロポエチン」という造血ホルモンが不足し、赤血球が十分に作られなくなる状態です。動悸や息切れ、倦怠感の原因となります。
腎臓と造血の関係
腎臓は老廃物の排泄だけでなく、骨髄に「赤血球を作って」と指令を出す役割も担っています。腎機能が低下するとこの働きが弱まり、慢性的な貧血が起こります。
腎性貧血の症状
• 階段や坂道で息切れする
• 動悸が出やすい
• 疲れやすく集中力が落ちる
• 顔色が悪くなる
放置するとどうなる?
腎性貧血を放置すると、全身の酸素不足が続き、心臓に負担がかかって心不全を悪化させることがあります。
当院での検査・治療
• 血液検査(ヘモグロビン・鉄・フェリチン)
• 腎機能チェック(eGFR・クレアチニン)
• 治療:エリスロポエチン製剤の注射、HIF-PH阻害薬、鉄剤補充
受診の目安
• 動悸や息切れが以前より強い
• 疲れやだるさが続く
• 健診で貧血と腎機能異常を同時に指摘された
まとめ
腎性貧血は「腎臓の機能低下」を知らせる症状です。早期に治療を行えば、生活の質を大きく改善できます。