夜間頻尿(夜中に何度もトイレに行く)
2025.08.26
夜間頻尿とは?
夜中に何度も目が覚めてトイレに行く「夜間頻尿」。年齢のせいだと思っている方も多いですが、腎臓病のサインであることもあります。
腎臓と夜間頻尿の関係
健康な腎臓は、寝ている間に「抗利尿ホルモン」の働きで尿を濃縮し、夜間は尿量を少なくします。そのため通常は夜中に何度も起きることはありません。
しかし腎機能が低下すると、この調節が効かなくなり、夜間でも薄い尿が多く作られるようになります。これが夜間頻尿の仕組みです。
他の原因との違い
夜間頻尿は加齢、前立腺肥大、糖尿病、心不全などでも起こりますが、腎臓病が隠れていることも少なくありません。特に「尿の泡立ち」「むくみ」を伴う場合は腎臓由来を疑います。
放置するとどうなる?
夜間頻尿は睡眠の質を低下させ、日中の集中力や生活の質(QOL)を大きく下げます。さらに腎臓病を見逃すと、腎機能低下が進行してしまいます。
当院での検査・治療
• 尿検査(蛋白尿・血尿の有無)
• 血液検査(腎機能・糖尿病関連)
• 超音波検査(前立腺や腎臓の評価)
• 生活指導(水分・塩分管理)、薬物療法
受診の目安
• 夜に2回以上トイレに起きる
• むくみや尿の異常を伴う
• 睡眠不足が続いている
まとめ
夜間頻尿は「腎臓病の初期サイン」かもしれません。加齢のせいと決めつけず、一度腎臓内科で検査を受けてみましょう。