- アレルギーかもと思ったら当院へ
- アレルギーの仕組み
- 保険適応のアレルギー検査について
- アレルギーの主な症状
- 代表的な疾患
- 36種類を一度に調べられるアレルギー検査 MAST36について
- アレルギー検査の流れ
- 花粉症ボツリヌス治療について
アレルギー・喘息かもと
思ったら当院まで
私たちの体にはもともと免疫機能が備わっています。本来免疫は、外部から入ってきた細菌やウイルスなどの異物から身体を守るために排除する大切な仕組みです。ところが、この免疫が身の回りにある日常では身体に害のない食べ物や花粉などに過剰反応してしまうことがあります。これがアレルギー反応です。アレルギー症状は重症度に個人差があり、場合によりアナフィラキシーショックと呼ばれる血圧低下や呼吸困難、意識障害などの生命に関わる全身症状を引き起こすこともあります。
当院では診療経験豊富な医師が丁寧な診療を行います。気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。
アレルギー・喘息 診療実績
年度 | 件数 |
---|---|
2023年 | 841件 |
2024年 | 1372件 |
アレルギーの仕組み
アレルギーを引き起こす原因物質をアレルゲンと言います。このアレルゲンが体内に侵入し異物とみなされてしまうと免疫機能が働き、アレルゲンごとに特有のIgE抗体が産生されます。IgE抗体は血液中を流れて、皮膚や粘膜などにいる肥満細胞や血液中を流れる好塩基球という白血球の一種の表面にくっつき、アレルゲンを待ち構える状態(感作)になります。再びアレルゲンが侵入し、このIgE抗体にくっつくと、肥満細胞や好塩基球からヒスタミンやサイトカインといった炎症物質が放出され、アレルギー症状を引き起こします。アレルギーの血液検査では特異的IgE抗体の量を測定します。
保険適応の
アレルギー検査について
アレルギーの治療の基本はアレルゲンの特定にあります。アレルゲンは花粉、カビ、ホコリ、ペットの毛やフケなど身近な物質であることが多く、また1種類とは限らず多種の物質からアレルギーを起こす方もいます。当院では、そうしたアレルゲンをすばやく、正確につきとめるため、1回の採血で36項目のアレルゲンを特定できるMAST36というアレルゲン検査を健康保険適用の範囲で実施しております。
アレルギーの主な症状
- 目のかゆみ
- 充血
- くしゃみ
- 鼻水
- 唇の腫れ
- のどの違和感や腫れ
- のどのかゆみやイガイガ感
- 喘息
- ゼーゼーとしたせきが止まらない
- 長引く咳
- 呼吸困難
- 皮膚のかゆみや赤み
- 湿疹
- 蕁麻疹
- 腹痛 吐き気
- 嘔吐
- 下痢
- 血便
など
代表的な疾患
食物アレルギー
食物アレルギーは、その名の通り口から摂取する食物がアレルゲンとして働くアレルギーです。卵、そば、小麦、カニ、エビなど様々なものがアレルゲンとなり得ます。重症の場合アナフィラキシーショックを起こすこともあります。
アトピー性皮膚炎
遺伝的、または生まれつきの体質によって肌のバリア機能がうまく働かず、アレルゲンやその他の物質が肌に入り混み、繰り返し痒みを伴う皮膚の炎症を起こす病気です。
じんましん
じんましん(蕁麻疹)は、突然皮膚に境界のはっきりした盛り上がり(丘疹)ができて、しばらくすると自然に消失する特徴があります。アレルギーが原因であることが多いのですが、圧迫など物理的な刺激で起こることもあります。
花粉症
春先のスギやヒノキから始まり、イネ科の植物やヨモギ属といった植物の花粉が飛散することによって起こる季節性アレルギーの代表的な病気です。
喘息
何らかの原因によって、気管が慢性的に炎症を起こし敏感になっている状態で、アレルゲンの侵入などちょっとした刺激によって気管が狭窄・閉塞し呼吸が困難になる病気です。ゼーゼー・ヒューヒューといった独得の呼吸音(喘鳴)が特徴的です。
アレルギー性鼻炎
アレルゲンの侵入を鼻で食いとめようとして、鼻腔粘膜に炎症を起こし、鼻水、くしゃみといった症状が現れます。花粉症、ハウスダストアレルギーなどがきっかけとなります。
アレルギー性結膜炎
アレルゲンの侵入によって、眼の白眼部分とまぶたの内側を袋状に覆う結膜に炎症が起こります。花粉やハウスダストなどが原因となって起こるアレルギーの代表的症状です。
花粉・食物アレルギー症候群
花粉によるアレルギーを持つ方の中で特定の果物や野菜を摂るとアレルギー症状を起こす方がいます。これはある種の果実や野菜が花粉によるアレルゲンと同様の性質を持つために起こる交差反応的なアレルギーの一種です。
運動誘発性食物アレルギー
特定の食物がアレルゲンとなる方が食後運動をすることによって激しいアレルギー反応を起こすことがあります。これを運動誘発性アレルギーと言います。
36種類を一度に調べられる
アレルギー検査 MAST36について
血液検査でアレルギーの原因となる可能性のある36種類の物質(アレルゲン)を一度に調べることが可能となりました。
この検査は食物アレルゲン20種(ミルク、エビ、そばなど)、花粉アレルゲン8種(スギ、ヨモギ、ブタクサなど)、環境アレルゲン4種(ハウスダスト、ダニなど)、その他のアレルゲン4種を一度に調べることができます。
アレルギー物質は体内に入り込むと、特定の物質に対応する特異的IgE抗体を血中に作ります。IgE抗体は、即時型アレルギーを起こすのに重要な物質と考えられており、食物アレルギーや、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎でのかゆみや、喘息発作等に関与すると考えられています。この特異的IgE抗体を調べることで、患者さんがどのような物質にアレルギーを持っているかが判明します。
特異的IgE抗体はそれぞれのアレルゲンに対して0~6の7段階で判定を行います。一般的にこの数値が高いほどアレルギー症状は重症になるとされていますが、食物アレルギーの場合はこの数値に関わらず無症状の場合もあります。
採血ができる年齢であれば、検査は可能で健康保険が適用されます。
食物系(20項目)
- 卵:卵白、オボムコイド
- 牛乳:ミルク
- 穀類 ナッツ:小麦、ソバ、米、大豆、ピーナッツ、ゴマ
- 魚介 甲殻類:マグロ、サケ、エビ、カニ
- 豆類:大豆、ピーナッツ
- 肉類:牛肉、鶏肉、豚肉
- 果物:トマト、モモ、バナナ、キウイ
通年性(8項目)
- 家塵:ハウスダストⅠ、コナヒョウヒダニ
- カビ:アスペルギルス(コウジカビ)、アルテルナリア(ススカビ)、カンジダ
- ペット:イヌ皮屑、ネコ皮屑
- その他:ラテックス
季節性(8項目)
- 樹木スギ(2〜4月)、ヒノキ(3〜5月)、ハンノキ、シラカンバ(4〜6月)、オオアワガエリ・カモガヤ
- イネ科植物:カモガヤ、オオアワガエリ
- 雑草:ブタクサ(8〜10月)、ヨモギ
アレルギー検査の流れ
1問診表の記入
アレルギー症状や発症時期、誘因など分かる範囲で記入していただきます。
2診察
問診表をもとに医師による診察をおこないます。
3検査
検査項目を確認し、採血をおこないます。検査結果が出るまで1週間ほどかかります。
4治療
アレルギー症状にお悩みの方には内服薬の処方や花粉症ボトックス点鼻治療もおこなっております。
花粉症ボツリヌス治療
について
つらい花粉症症状に、ボトックスという新しい選択肢。
ボトックスは、鼻粘膜の副交感神経の興奮を抑える働きがあるため、ボトックスを鼻粘膜に浸透させることで、鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの症状の緩和が期待できます。注射ではないため、痛みは一切ありません。
施術時間は10分程度、効果はおよそ2〜3週間持続します。また眠気などの副作用がないため、「薬が効きにくい方」「内服がつらい方」「眠気を避けたい方」にもおすすめです。
- 毎年花粉症で生活の質が下がる
- 薬を飲めない・飲みたくない
- 鼻づまりがひどくて眠れない
このような方は、花粉症ボトックスをぜひご検討ください。
※自由診療となります。効果には個人差がありますので、医師による診察・カウンセリングのうえご案内いたします。